整骨院流・柔軟性アップ!股関節トレーニングのすすめ
「足が上がりづらくなった」「股関節が詰まる感じがする」「靴下を履くのが一苦労」そんな悩みはありませんか?その原因、股関節の柔軟性低下かもしれません。実は股関節の柔軟性は、姿勢や歩行、腰痛予防にも深く関係しています。この記事では、整骨院で実際に行われた股関節トレーニングの事例を通じて、柔軟性アップのポイントをストーリー形式で紹介。読むことで、体がどのように変化するのか、無理なくできるストレッチ法も学べます
佐藤さんの股関節改善ストーリー
◆【1ヶ月目】来院初日:最初のカウンセリングと評価
患者:佐藤さん(50代女性)
「こんにちは…。最近、股関節がつまって、歩くのもおっくうで。靴下を履くのも大変なんです。」
今井先生(柔道整復師)
「こんにちは、佐藤さん。それはつらいですね。股関節の可動域が狭くなっている可能性があります。姿勢や骨盤のバランスも見ていきましょう。」
(評価後)
「やはり股関節の内旋と外旋の動きが硬くなっていますね。まずは周囲の筋肉の緊張をほぐすストレッチから始めていきましょう。」
◆今井先生が提案したストレッチメニュー(初期)
①【仰向け股関節ひねりストレッチ】
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仰向けになり、片膝を反対側へ倒す
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腰とお尻を軽くねじることで、股関節まわりの筋肉をやさしく伸ばす
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20秒キープ×左右2回ずつ
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呼吸を止めず、無理にひねらないのがコツ
②【椅子を使った股関節ストレッチ】
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椅子に浅く腰掛け、片足を反対の膝の上に乗せる
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背筋を伸ばしたまま前傾し、お尻の奥が伸びるのを感じる
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20秒キープ×左右2回ずつ
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骨盤が丸まらないよう注意
佐藤さん
「簡単そうですね。これなら家でもできそう!」
今井先生
「無理をしないことが大切です。日々少しずつの積み重ねが、1ヶ月後の体に表れてきますよ。」
◆【2ヶ月目】変化が出てきた!
佐藤さん
「先生、最近は朝の動きがラクになってきました。買い物で歩くのも前よりずっと軽くて。」
今井先生
「素晴らしいですね!ストレッチを継続できている証拠です。そろそろ筋力を補うエクササイズも取り入れましょう。」
◆2ヶ月目の追加トレーニングメニュー
③【中臀筋トレーニング(貝殻運動)】
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横向きに寝て、膝を軽く曲げて両脚を重ねる
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上の膝を開閉(貝が口を開けるような動き)
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10回×左右2セット
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骨盤を動かさないのがポイント
④【ヒップリフト】
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仰向けで膝を立て、かかとを床につける
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お尻を持ち上げて3秒キープし、ゆっくり戻す
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10回×2セット
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腰ではなくお尻の筋肉で支える意識を
佐藤さん
「貝殻運動、地味にキツいですね(笑)でも終わった後スッキリします。」
今井先生
「その感覚が大事です。股関節の安定性が上がると、歩行がさらにスムーズになりますよ。」
◆【3ヶ月目】日常の変化とさらなる改善
佐藤さん
「今井先生、最近娘から『姿勢が良くなったね』って言われて…。それに、朝の階段も苦じゃなくなりました!」
今井先生
「それは本当に嬉しいですね。股関節の柔軟性と筋力がついたことで、骨盤の傾きも改善されて、全体のバランスが良くなっています。」
佐藤さん
「前はずっと座ってると腰が重くて。でも今は、30分くらい座っていても平気になりました。ストレッチと筋トレって大事なんですね。」
今井先生
「佐藤さんの努力の成果ですよ。今後は予防として、月に数回メンテナンスとして施術に来られるのがおすすめです。」
佐藤さん
「定期的に通って、もうあんなつらさは味わいたくないですから(笑)」
股関節の柔軟性を高めることで、日常の動作が格段にラクになります。3か月間、今井先生の指導と継続的なストレッチ・筋トレを続けた佐藤さんは、歩行や姿勢、座る時の不快感が大幅に改善しました。整骨院では、一人ひとりの体の状態に合わせた指導と、無理のないステップで体を変えていけます。「もう歳だから…」とあきらめず、あなたも“動ける体”を一緒に取り戻しませんか?まずはお気軽にご相談ください!
股関節の症状は骨盤矯正も合わせて行うことで根本の改善を目指せます。
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