“扁平足の人はそうでない人に比べて腰痛のリスクが1.5倍も高くなる”
今回は足からする腰痛予防というテーマでお話していこうと思います。
・まず扁平足とは
通常、足には土踏まず(足のアーチ)があります。
そのアーチが低くなる、もしくは全くない状態を扁平足と言います。
・扁平足と腰痛の関係
扁平足の人がなぜ腰痛になりやすいのか考えてみましょう。
ヒントは土踏まず、足のアーチが何のためにあるのかを考えることです。
答えは、扁平足の人は地面からの衝撃を吸収しにくくなり、その衝撃が腰や背中にダイレクトに伝わってしまうからです。
土踏まずは地面からの衝撃を吸収してくれるクッションの役割をしてくれています。その土踏まずがなくなる、足のアーチが崩れてしまうとクッションが機能しなくなってしまうのです。また、扁平足になると連鎖的に身体の歪みが発生してしまう関係で腰痛になる場合もあります。
腰痛だけではありません
足部・・・外反母趾、足底筋膜炎
膝・・・O脚、X脚、変形性膝関節症
股関節・・・変形性股関節症
肩こり、首こり
なども間接的に扁平足がかかわっているかもしれません。
・なぜ扁平足になってしまうのか。
一般的には運動不足、主に歩く・走る時間が少なかったりすると扁平足になりやすいとされています。ただし、良く歩くという人も足裏の筋肉(指を曲げる筋肉)をうまく使えてないと扁平足になってしまいます。または、体重の増加に伴い足部にかかる負担が多くなるとアーチの維持が難しく扁平足になりやすいです。
・扁平足を対策しよう
日常的にできることは歩く習慣を作る、歩く時の意識を変えることです。まず5分でも10分でも歩いてみましょう。そして足の指をうまく使えるようにしましょう。足の指で地面をしっかり蹴る・つかむという意識を持つだけでも足の裏の筋肉に刺激が入るので効果的です。また、アキレス腱伸ばしなどのストレッチを行うと歩きやすさが増しますのでお勧めです。
「なかなか歩く時間がない」
「ちょっと面倒くさい」
という方もいるかもしれません。
そんな方は自宅でできる運動をやってみましょう。
- タオルギャザー
ほどよい大きさのタオルを用意します。立ってでも椅子に座ってでも良いので、足元にタオルを置き、足の指を使ってタオルを手繰り寄せる運動。足の指すべてをしっかり動かしましょう。
急がず一回一回指を握りこむようにするのがポイントです。
- 連続つま先立ち
その場に立った状態でつま先立ちになりゆっくりかかとを降ろします。その繰り返しです。ふくらはぎが痛くなりそうと思ったらやめましょう。足が外に開いてしまうと効果が薄れてしまうので、真っ直ぐつま先立ちをするように気をつけてください。
以上の2つをこまめにやってみましょう。
土踏まずが機能すれば身体への負担が減るはずです。
足元が変われば身体が変わる?
扁平足のお話いかがでしたか?
それではまた!
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