授乳中の方、これから出産される方必見！乳腺炎のツボ「天宗」

授乳中のママやこれから出産を控えている方々にとって、乳腺炎は避けたいトラブルのひとつです。乳腺炎は、乳腺が炎症を起こし、痛みや発熱を伴う状態です。早めに対処することで、痛みや不快感を軽減することができます。そんな乳腺炎の症状を和らげるために役立つツボ「天宗（てんそう）」をご紹介します。

天宗（てんそう）とは？

天宗は、肩甲骨の中央付近に位置するツボで、肩こりや背中の張りを和らげる効果があることで知られています。しかし、天宗はそれだけでなく、乳腺炎の症状を軽減するためにも使えることがあるのです。天宗を刺激することで、乳腺の詰まりを解消し、血行を促進させる効果が期待できます。

天宗の場所と押し方

天宗の場所は、肩甲骨のほぼ中央に位置しています。具体的には、肩甲骨の内側縁から少し外側にある凹んだ部分が天宗です。自分で押すのは少し難しいかもしれませんが、壁に背中をつけて、壁を使って押すこともできます。

押し方：

1. 壁に背中をつけ、肩甲骨の中央部分を壁に押し当てます。
2. 痛みを感じない程度の強さで、ゆっくりと圧をかけます。
3. 1回の押し方は5～10秒程度を目安に、2～3回繰り返します。
4. 毎日少しずつ継続して行うことで、効果を感じやすくなります。

天宗を押すタイミング

天宗を押すのに適したタイミングは、お風呂上がりやリラックスしているときです。特に乳腺炎の初期症状が出たときや、乳房が張っていると感じるときに行うと効果的です。

注意点

乳腺炎が重症化している場合や、発熱がある場合は、必ず医師の診察を受けてください。また、天宗を押しても改善が見られない場合や、痛みが増す場合はすぐに使用を中止し、医師に相談しましょう。

まとめ

天宗は、肩こりや背中の痛みを和らげるだけでなく、乳腺炎の予防や症状緩和にも役立つツボです。授乳中の方やこれから出産を迎える方は、ぜひ日常的に取り入れてみてください。リラックスしながら行うことで、身体全体のケアにもつながります。

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